研究課題/領域番号 |
17K12819
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 一般財団法人日本自動車研究所 |
研究代表者 |
萩野 浩之 一般財団法人日本自動車研究所, エネルギ・環境研究部, 主任研究員 (90533737)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | エアロゾル質量分析 / 有機エアロゾル / 無機エアロゾル / オンライン分析 / リアルタイム分析 / 光化学スモッグチャンバー実験 / 大気エアロゾル |
研究成果の概要 |
本研究では,カウンターフローデニューダを用い,ガス交換を行いながらエアロゾル粒子をエアロゾル質量分析計(AMS)により連続分析する方法,ガス交換型AMSを開発した.この技術により,ガス質により粒子の捕集効率を変化させること,質量分析法で課題となる干渉イオンの除去を行うことが,それぞれ可能となった. また,緩和チューブを設けることで,従来のAMSと比べて大きな粒子の捕集効率を大幅に改善させた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,エアロゾル計測の基礎研究から大気計測への応用を通じ,地球環境を評価して人類の持続的発展へ寄与する,環境化学の基盤研究と考えられる.特に,日本独自のガス交換膜を利用した本技術や海外より遅れている粒子計測の研究は,国内研究の国際的な競争力の向上に繋がる.海外でも本研究で使用しているガス交換膜を用いた排出ガスの研究に応用した研究成果が報告され始めており,世界への波及効果が高い.
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