研究課題/領域番号 |
17K12849
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
持続可能システム
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研究機関 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 (2019) 信州大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
白澤 紘明 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 研究員 (50629186)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | バイオマス発電 / シミュレーション / サプライチェーン / 持続可能性 / 森林資源管理 / ロジスティクス |
研究成果の概要 |
平成24年に再生可能エネルギーの固定価格買取制度が導入されて以来、木質バイオマス発電の事業化が国策として推進されており、発電プラント数は増加の一途をたどっている。しかしながら、発電プラントに原料を安定的に調達できるかについて、具体性を持った長期的計画は皆無に等しく、森林資源の持続可能性をも揺るがしかねない状況にある。そこで本研究では、発電プラントの長期的原料調達計画を立案することを通じて、発電プラントの安定性と森林資源の持続可能性を評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
長期的な木質バイオマスの調達計画の立案手法は未確立であり、原料の安定的な調達が可能であるか、ひいては森林資源の持続可能性が保たれているのかについて、地理条件を考慮した検証はほとんどなされていない。本研究では、近年ますます整備の進んでいる森林域における地理情報を最大限活用し、原料調達についての詳細なシミュレーションを行った。これにより具体性を持った計画の立案が可能となった。提案手法は現実世界での意思決定(事業決定,政策決定等)の支援における活用が期待できる。
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