研究課題/領域番号 |
17K12866
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 東京都市大学 (2018-2019) 筑波技術大学 (2017) |
研究代表者 |
永盛 祐介 東京都市大学, メディア情報学部, 准教授 (70553931)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | デザイン / NIRS / 脳血流計測 / アイトラッカー / 創造的活動 / デザイン活動 / 創造性 / 感性 / 脳血流 |
研究成果の概要 |
デザイン活動をテーマとして脳血流を計測する際の実験タスクは,単純化されたタスクを繰り返し行い,その際の脳血流変化量の平均を比較する方法だけで無く,より実際的なデザインタスクを単体で課し,脳血流を計測することも可能である。ただしその際の分析は多数の被験者・複数回の試行に伴う脳血流変化量を平均化して比較する手法では無く,タスクに内包されるイベントと脳血流の上昇・下降に着目した分析を行うことが可能であり,それにより,より豊富な考察を得ることが可能であることが示唆された。またイベントの回想にはアイトラッカーにより計測された注視点データが有効であり,より効率的に意味づけを行うことができる事が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
デザイン活動をテーマとして脳血流を計測する際の実験タスクは,より実際的なデザインタスクを単体で課し,脳血流を計測することも可能である。その際の分析は,タスクに内包されるイベントと脳血流の上昇・下降に着目した分析を行うことが可能であり,それにより,より豊富な考察を得ることが可能であることが示唆された。今後は本研究により得られた手法をもちいることにより,デザインタスクに伴う脳血流への影響,より抽象化するとデザインタスクに伴うストレスの上昇と下降の検討が可能になるかもしれない。これが可能になるとデザインのツールや環境の評価への応用が可能になるだろう。
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