研究課題/領域番号 |
17K12867
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
笹尾 知世 徳島大学, 人と地域共創センター, 助教 (60789733)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | Google Street View / ユーザ評価 / 位置情報 / 空間認知 / コンテクストアウェア / モバイルアプリケーション / ユーザビリティテスト / 評価実験 / 仮想空間 / ユーザ行動 / 参加型デザイン / 仮想都市空間 / 擬似災害体験 / 行動センシング / 地理情報システム(GIS) / 人間生活環境 / ユーザインタフェース / 疑似災害体験 |
研究成果の概要 |
災害時支援を行う位置情報を用いたモバイルアプリケーションは、いざという時に適切に機能することが求められるが、非常時環境の再現のコスト、多様なユーザの参加の難しさの理由から、現場でユーザビリティ評価を行うことが難しい。そこで本研究ではGoogle Street Viewを拡張した仮想空間内でモバイルアプリケーションのユーザビリティを比較評価できる実験環境を構築した。また仮想空間の特徴、強み、限界性を明らかにするための利用実験を行なった。実験の結果、仮想空間内の歩行、操作時の身体動作、スマートフォン操作状況を可視化し、ユーザビリティ評価の判断に役立つ特徴の発見支援ができる可能性を示すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果により、位置情報を用いたモバイルアプリケーションの評価を仮想空間内で実施する可能性について、メリットとデメリットを踏まえて今一度検討がされるようになると考えられる。例えば、実空間での実証実験の難しい災害時支援を目的としたアプリケーションが問題なく意図通りに機能しているかをチェックしたり、その場所を訪れた経験のない人の行動・操作を多くのサンプルを集めて定量評価することを支援できる可能性がある。
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