研究課題/領域番号 |
17K12868
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 大阪市立大学 (2018-2019) 東京工業大学 (2017) |
研究代表者 |
小林 祐貴 大阪市立大学, 大学院工学研究科, 講師 (70756668)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 組合せ剛性理論 / 形態デザイン / グラフ剛性 / ブレース追加問題 / 多面体 / 折り畳み / 剛体折り / 平坦折り畳み / 形態生成 / Panel-hingeフレームワーク / bar-jointフレームワーク / デザイン・コンピューティング / デザイン科学 / ヒンメリ / Body-barフレームワーク / panel-hingeフレームワーク / 設計支援 |
研究成果の概要 |
Coxeterのねじれ正多面体と呼ばれる,平坦に折りたたむことができる柔軟な立体を剛にする手法を明らかにした.さらに,同様の方法でOvervelde らの柔軟な立体も剛にできることを示した. また,立体を骨組みとして扱うbar-jointフレームワークと呼ばれる構造物についての形態生成手法を提案した.そして,提案手法による模型をフィンランドの伝統的な工芸品であるヒンメリとして作成した作品を発表した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
組合せ剛性理論,グラフ剛性に関する理論研究は広く行われているものの,建築空間を想定した形態デザインに応用し,形態生成手法を開発したことは学術的に画期的である.従来手法とは異なる方法で,立体が剛になることを直感的に示すことにも成功した. さらに,伝統的な工芸品として知られているヒンメリを提案手法により作成した作品を発表することにより,一般および専門家の人々に知ってもらう機会を作り,研究の広がりに寄与できた.
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