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NAFLDの病態増悪に寄与するセラミド分子種の同定とその作用の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K12905
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 食生活学
研究機関京都府立大学

研究代表者

小林 慧子  京都府立大学, 生命環境科学研究科, 助手 (50611117)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードセラミド代謝 / 脂質代謝 / NAFLD / セラミド / 線維化 / スフィンゴ脂質 / 生活習慣病
研究成果の概要

非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、脂肪の蓄積を起因とした慢性的な炎症を呈する疾患であり、肝硬変の発症母地ともなるNASHへの増悪機序の解明は急務である。これまで慢性炎症疾患に伴って特定のセラミド分子種が増加することを見出していることから、この分子種の違いがNAFLDの病態増悪に寄与すると考えられた。Sprague Dawleyラットに高脂肪・コレステロール食を自由摂食させ、作成したNAFLDモデルラットの肝臓におけるセラミド量は、総量に有意な増加は認められなかったが、HFCC食投与 群はコントロール群に比してC18:0およびC24:1セラミドの分子種が優位に増加することが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、「生理活性脂質セラミドは分子種の違いによりその作用が異なる」という独自の視点から、NAFLDの増悪機構の探索を試みた。結果、NASH以降段階においてC18:0およびC24:1セラミドの分子種が優位に増加することを初めて明らかにした。これらの研究を通して得た知見から、特定のセラミド分子種の生成に関わる酵素を明らかにし、これを阻害することで、NAFLDの病態増悪の予防に貢献できると考えている。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 非アルコール性脂肪性肝疾患 (NAFLD)に対する S-アリルグルタチオンの有効性2019

    • 著者名/発表者名
      小林慧子, 大塚初菜, 竹村茂一, 市川 寛, 南山幸子, 久保正二
    • 学会等名
      第72回 日本酸化ストレス学会学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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