研究課題/領域番号 |
17K12935
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
河並 崇 金沢工業大学, 工学部, 准教授 (90443184)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | STEM教育 / 玩具の改造 / プログラミング教育 / 教材の共有 / STEM / 玩具 / 改造 / プログラミング教室 / 興味 / 教育工学 / 計算機システム |
研究成果の概要 |
本研究の目的は玩具をマイコン等を用いて改造(おもちゃハック)する事を通してSTEM領域を学ぶことができる教材を開発することである.本研究の成果として「おもちゃハック」を中心に玩具の改造を題材とした教材の充実を行うことができ,それらの教材は実際のワークショップなどで活用することができた.STEM教材をわかりやすく可視化するSTEMマップを用いることで,単発のワークショップにおいてもどのようなSTEM要素を学習しているのかを明確に示すことができ,社会や学校における教科とのつながりなどを意識できるSTEM教材が実現できたと考えられる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義としては,受講者の興味を持つ玩具を対象とした教材は,STEM教育に触れるきっかけとして効果的であることが分かったことである.玩具の改造を題材とした自治体主催のワークショップは,研究機関の4年間を通して非常に人気があり,高い抽選倍率を維持したことからもわかる.また,社会的意義としては,鉄道玩具からぬいぐるみ,ロボット,つみき,ドローン,VRなど多くの題材を開発したことにより,様々な受講者の興味をもたせる教材リストを得ることができた.これらを今後公開し共有することで,プログラミング教室のようなワークショップだけでなく,学校教育などでも活かすことが可能であると考えられる.
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