研究課題/領域番号 |
17K12947
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
毛利 考佑 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60796001)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 教育工学 / 学習分析 / 教育ビッグデータ / ユビキタス学習 / シームレス学習 / デジタル教科書 / ラーニングアナリティクス / 科学教育 |
研究成果の概要 |
近年、多くの研究機関において、MoodleやBlackboardなどのe-Learningシステムが導入され、フォーマルな学習の場(授業内)の学生の学習状況がログとして蓄積され続けている。 本研究は、Moodle、E-bookシステム(デジタル教材配信システム)、ユビキタス学習システムの3つの学習ツールを用いて収集した教育ビッグデータを統合し、授業内と授業外の双方の学びを橋渡しする、シームレス学習を支援するための可視化・分析方式を提案し、シームレス学習環境を開発・評価を行った。 本提案システムを使用することで、学習者の学習機会の増加に繋がる結果をえることができ、教育工学の分野に貢献をした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2020年から文部科学省はデジタル教科書システムを小中高等学校に導入する方針を決めている。本研究成果は、この方針にさきだち、デジタル教科書にユビキタス学習システムを統合し、実世界の学習支援を行い、受業内と授業外の学習した知識を結びつけるシームレス学習環境を構築・評価する研究を行った。 さらに、その構築した学習環境で収集した学習ログを学習改善やつまずき箇所を発見するために多様な学習分析を行い、学習者にその結果をフィードバックするシステムを開発・評価を行なった。その結果、学習効果の向上につながる結果を得ることができた。
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