研究課題/領域番号 |
17K12951
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
森 裕生 鹿児島大学, 総合科学域総合教育学系, 助教 (00758617)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 教育工学 / 大学教育 / アクティブラーニング / 記述プロセス / デジタルペン / 学習者分析 / 学習評価 / 高等教育 |
研究成果の概要 |
デジタルペンを用いて取得した学生の演習課題の記述データを用いて、記述プロセスの特徴に関する分析を行った。質的に分析を行った結果、演習課題の回答時間前に記述を開始したり、教員の説明を聞いた後に回答を追記したりする行動が明らかになった。また、演習課題の回答時間のみに着目すると(1)回答内容の検討と記述を平行して行う学生(2)回答内容の検討を行った後にまとめて記述を行う学生の2タイプに分かれる可能性があることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、広く大学で行われている演習課題を含むアクティブラーニング型授業を対象としている。アクティブラーニング型授業において、演習課題の記述プロセスを明らかにしたことで、今後のアクティブラーニング型授業の評価手法の開発のみならず評価のあり方の検討を行うための基礎的データとなることが期待される。また、記述プロセスの学生ごとの特徴を明らかにしたことで、これらの特徴を踏まえた学生支援手法の開発等に発展させることができると言える。
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