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ゲノム編集作物の新たな可能性と社会受容

研究課題

研究課題/領域番号 17K12955
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 科学社会学・科学技術史
研究機関北海道大学

研究代表者

佐々木 隆太  北海道大学, 創成研究機構, 特任助教 (80554013)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワードゲノム編集 / 科学技術の社会受容 / 科学技術社会 / 科学技術社会論 / 科学社会学 / 植物科学
研究成果の概要

植物におけるゲノム編集技術の応用は、医学への応用や、動物への応用と比較しその倫理的ハードルの低さから他の生物に比べていち早く社会にリリースされる可能性が高い。我が国においては、厚生労働省の専門家会議が2019年末に報告書をまとめており、ここでは同省の調査会に情報を届け出することで販売が可能となっている。このように、遺伝子組換え技術とは異なり規制の対象外となりつつあるゲノム編集によって作出された作物は、遺伝子組換え作物とは異なった社会受容をもたらすことが予想される。ゲノム編集は、従来の品種と同様なものとして大きく社会に浸透していく可能性がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

植物(作物)におけるゲノム編集は、アカデミア、産業界におけ取り組みが着実に進みつつあり、我が国においてもいち早く市場にリリースされる可能性がある。ゲノム編集に関しては、アカデミア、産業界におけ取り組みが着実に進みつつある一方で、社会理解、社会受容に関してはまだ始まったばかりではある。また生態学的視点では、ゲノム編集された植物が他の植物と区別できないなど新たな問題も考えられる。ゲノム編集作物の社会受容あるいはその過程の変遷を明らかにすることは、高度な科学技術の社会受容、実装のモデルとなりうることから重要である。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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