研究課題/領域番号 |
17K13049
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
稲垣 武 千葉大学, 医学部附属病院, 理学療法士 (00770695)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 肺高血圧症 / 呼吸リハビリテーション / 安全性 / 運動耐容能改善 / 健康関連QOL改善 / 運動療法 / 疾患特異的アプローチ |
研究成果の概要 |
我々の研究は、肺高血圧症の患者さんに対してリハビリテーション(筋力増強運動や歩行運動などの運動療法、体調管理に関する指導など)を行い、その効果と安全性について検討しました。合計12名の方にご参加いただき、3ヶ月間の外来リハビリテーションを行った後に下肢の筋力、運動耐容能(全身持久力)、身体活動(1日にどの程度活動しているか)、生活の質などが改善することがわかりました。また、心エコーや採血でわかる所見から、運動を行っても疾患が増悪しないことがわかりました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肺高血圧症の患者さんに対してリハビリテーションを行い、一定の効果と安全性が確認できました。本研究の成果により、肺高血圧症の患者さんの体力や息切れが改善し、社会参加が増え、生活の質が向上することが期待できます。すなわち、疾患とうまく付き合いながらより良い生活を送れる患者さんが増えることを期待しています。また、適切にリハビリテーションを受けられる患者さんが増加していくことで、健康増進・さらには医療経済的な効果も期待できると考えています。
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