研究課題/領域番号 |
17K13056
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 東京家政大学 (2019) 長崎大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
磯 直樹 東京家政大学, 健康科学部, 准教授 (70781649)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 運動イメージ / 近赤外分光法 / 運動イメージ鮮明度評価 / 運動イメージ鮮明度 / NIRS / 運動イメー鮮明度 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,MI中の脳血流動態変化と課題の習熟度の関係性から運動イメージ鮮明度の評価方法を開発及び検討することである.課題は,多くの研究で使用されているBall Rotation課題を用いて検証した.追加実験を重ね,最終的に16名を対象として実験を行った.その結果,初期トレーニング前と最終期トレーニング後で補足運動野の脳血流動態変化と主観的運動イメージ鮮明度評価が有意な相関を示す結果となり,近赤外分光(NIRS)を用いた脳血流動態変化から運動イメージが鮮明に行えているかどうかを評価できる可能性があることを示唆した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究での結果を臨床場面に直接応用することは困難であるが,リハビリテーションの手段として有効なメンタルプラクティスの客観的運動イメージ鮮明度評価に寄与する成果を得ることができた.運動イメージ鮮明度と脳血流動態変化は運動学習の過程では一致せず,運動イメージができているかどうかを区別することができる可能性があることを示唆した.但し,全ての学習過程で一致した結果は得られなかったため,この段階では年齢や性別,運動イメージ能力などのその他の因子が影響する可能性があり,こられの要因について、脳血流動態変化の特徴と運動イメージ鮮明度を今後は照らし合わせて検討する必要がある.
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