研究課題/領域番号 |
17K13071
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
永野 ひかる 大阪府立大学, 総合リハビリテーション学研究科, 客員研究員 (10748924)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 骨格筋肥大 / 硫化水素 / 骨格筋 / 筋肥大 / システイン |
研究成果の概要 |
1989 年ほ乳類の脳 に内在性硫化水素が存在することが報告されて以降、一酸化窒素、一酸化炭素に続くガス状生理活性物質としての機能性が注目されている。骨格筋萎縮は患者のQOLの低下につながる重篤な状態であるにも関わらず、その治療法は確立されていない。本研究では、マウス骨格筋細胞株において硫化水素が骨格筋肥大を引き起こすことを見出した。さらに、生体内硫化水素供与体であるシステインの骨格筋肥大効果を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
寝たきりによる骨格筋萎縮はQOL(クオリティオブライフ)を著しく低下させ、医療費の増大につながっている大きな社会問題である。その治療法はリハビリに頼っているところが大きく、負担の少ない治療法の開発が必須である。本研究ではガス状生理活性物質である硫化水素による骨格筋肥大効果を初めて明らかにした。さらにその生体内供与体のアミノ酸であるシステインによる筋肥大効果も見出したことから、栄養成分(または食品)による骨格筋萎縮の治療法の第一歩となることが期待される。
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