研究課題/領域番号 |
17K13073
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
宮口 翔太 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 助教 (60780343)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 軽負荷反復運動 / 経頭蓋交流電流刺激 / 運動パフォーマンス / 一次運動野 / 小脳 / 基礎実験 / リハビリテーション / 神経科学 / 小脳半球 / 視覚追従課題 / 経頭蓋直流電流刺激 / Homeostatic plasticity / 経頭蓋磁気刺激 / 運動後抑制 |
研究成果の概要 |
本研究課題は,軽負荷の反復運動後に生じる一次運動野の興奮性低下期間に,一次運動野の興奮性を高める介入を施行することによって,その介入効果が高まるかどうかを検証することを目的とし検証を行った.その結果,反復運動後に,一次運動野の興奮性を高める末梢神経電気刺激を施行すると,興奮性増大効果が消失する結果となった.次に我々は,経頭蓋交流電流刺激法の最適な刺激方法を検討した.その結果,一次運動野と小脳に対する刺激(1mA,70Hz,逆位相)により運動パフォーマンスを向上させることが明らかになった.今後は今回明らかになった刺激方法を用いて,反復運動課題との併用効果を検証する必要がある.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題では,軽負荷の反復運動と電気刺激法の併用効果や,経頭蓋交流電流刺激による運動パフォーマンスへの効果が明らかになった.これらの研究成果は,一次運動野の可塑的変化および運動パフォーマンスの向上を促す最適な介入方法を明らかにするための基礎的な知見となり得る.
|