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導電性高分子膜を用いたウェアラブルな生体情報モニタリング装置の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K13104
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関鈴鹿医療科学大学

研究代表者

中村 太郎  鈴鹿医療科学大学, 医用工学部, 助教 (70373082)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
キーワードウェアラブル / 生体計測 / 導電性高分子 / IPMC / ヘルスケア / ウェラブルデバイス / スマートテキスタイル / 医療・福祉
研究成果の概要

本研究では、IPMC(Ion Polymer Metal Composite)と呼ばれるイオン導電性高分子と金属の複合体をセンサとして用いたウェアラブル生体情報モニタリング装置を作製し、実用性の評価を行った。
IPMCを用いた電極は医療用ディスポーザブル電極と比較しても遜色の無い電極性能を有しており、従来から有しているIPMCのモーションセンサ機能と組み合わせた電気信号計測が可能であった。
幅を1mm以下にした繊維状のIPMCを用いて作製したウェアラブルデバイスは、計測用ペーストが必要ではあるが、生体電気信号と動きの同時計測が可能であった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、IPMCが人の動きと生体電気信号を同時に計測可能なセンサであることを明らかにした。
既存の生体電気信号を計測するウェアラブルデバイスに用いられているセンサは、電極としての機能だけを有しているものがほとんであるが、IPMCは生体電気信号と変位量を同時に計測可能であるため、活動量を計るウェアラブルデバイスの小型化、軽量化に繋がるものと考えられる。具体的には、IPMCを繊維状に加工し、これを衣服に編み込んだ衣類型のウェアラブルデバイスへの応用が期待される。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] 繊維状 IPMC センサを用いた生体情報計測装置の開発2018

    • 著者名/発表者名
      中村太郎、伊原正、安積欣志
    • 学会等名
      第19回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] ヘリカル構造による IPMC アクチュエーション機構2018

    • 著者名/発表者名
      伊原正、中村太郎、安積欣志
    • 学会等名
      第19回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] IPMCを用いた運動-生体電気計測用複合型センサ2017

    • 著者名/発表者名
      中村太郎, 伊原正, 安積欣志
    • 学会等名
      第18回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 積層化機構による IPMC アクチュエータの発生力増強2017

    • 著者名/発表者名
      伊原正, 中村太郎, 安積欣志
    • 学会等名
      第18回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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