研究課題/領域番号 |
17K13110
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所) |
研究代表者 |
石渡 利奈 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 福祉機器開発部, 研究室長 (10415359)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 下肢装具 / 義肢装具 / 破損 / 修理 / ユーザー特性 / 短下肢装具 / 試験評価 / 人間工学 / 強度 / 工学的試験評価 / 規格 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
包括的な破損修理対策に役立てることを目的とし、以下の研究を行った。 ①工学的試験評価の観点から下肢装具の類型化:材質や機能により類型化し、必要と考えられる工学的試験評価項目を明らかにした。②工学的試験評価に関連するユーザー特性の抽出:装具の種類と、試験評価項目に関連したユーザー特性との関係を明らかにした。③典型的な破損・修理の事例、ユーザー特性データの集積:破損修理情報を収集するスマホアプリを開発し368件のデータを収集分析した。④下肢装具とユーザー特性との関係性を可視化するマップの開発:破損の種類毎に、ユーザー特性との関係を分析し、下肢装具とユーザー特性との関係性を可視化するマップを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、工学的試験評価の観点から、多岐にわたる下肢装具の類型化をし、関連するユーザー特性と併せて、工学的試験評価の項目を明らかにした。また、実際の破損事例を収集し、下肢装具の種類、ユーザー特性との関係を分析することで、破損修理対策に役立つ基礎的な知見を明らかにした。以上より、本研究は、下肢装具の安全性を高めていく上で、参考となる知見・データを収集し、体系的に整理したことに社会的意義がある。
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