研究課題/領域番号 |
17K13136
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 日本女子体育大学 |
研究代表者 |
山川 啓介 日本女子体育大学, 体育学部, 講師 (60783785)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 水泳 / キック動作 / 3次元動作分析 / 表面筋電図 / 圧力分布計測 / 三次元動作分析 / 圧力分布測定 / 3次元動作分析 / 筋電図 / 筋シナジー / キック泳 / 三次元動作 / 筋活動パターン / キック |
研究成果の概要 |
本研究では,水泳で用いられる3種類のキック動作(フラッターキック,ドルフィンキック,平泳ぎキック)を対象に3次元動作分析と表面筋電図計測を行い,男子大学競泳選手における各キック動作の標準動作と筋活動の平均波形を示すことができた.また,泳速度増加の際には筋活動の増加による動作速度の向上が関与していること,さらに筋活動の増加に伴って足部で発揮された推進力が増加することが明らかになった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
水泳のキック動作は推進力に寄与していることが指摘されているものの,これまで詳細な動作分析が行われてこなかった.そのため,本研究で提示した3次元の標準動作と筋活動の平均波形は,各キック動作の指導法やトレーニング法を検討する上での基礎的かつ重要な資料になると考えられる.また,本研究の結果から,キック動作における筋活動,キネマティクス、推進力発揮の関係性が明らかになった.このことは,泳者が泳速度を増加させる際の適切なトレーニング戦略を立てる上で有益な知見になると考えられた.
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