研究課題/領域番号 |
17K13219
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
山田 孝禎 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 准教授 (60413770)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 椅子立ち上がり動作 / 身体機能 / 転倒回避 |
研究成果の概要 |
本研究では、椅子立ち上がり(STS)動作の成就ストラテジーと身体機能水準との関連について検討した。まず、STS動作の成就ストラテジーを定量化し、定量化された成就ストラテジーと身体機能との関係を検討した。その結果、STS動作開始期におけるストラテジーにおいて、身体機能項目との関係が認められた。加えて、STS動作成就ストラテジーにおけるトレーニング効果について検討したが、トレーニング介入に伴うSTS動作成就ストラテジーの変化は認められなかった。以上から、STS動作の成就ストラテジーは身体機能と関係すると判断される。一方で、その改善方法は、今後詳細な検討が必要と考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
椅子立ち上がり(STS)動作は、全ての日常生活動作に先立つ動作であるため、その成就の可否は、高齢者の自立度に大きく影響する。一方、機能低下の著しい高齢者であっても、動作を成就できる高齢者も少なくない。立ち上がり方、つまりストラテジーが、動作の成就に大きく関係していると考えられ、本研究では身体機能と動作成就ストラテジーとの関係を検討した。その結果、STS動作の成就ストラテジーは、高齢者の身体機能(筋力、歩行能力あるいはバランス等)に応じたパターンに分類されると示唆された。他方、身体機能の改善に伴うSTS動作の成就ストラテジーの変化も推測されたが、本研究においては認められなかった。
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