研究課題/領域番号 |
17K13221
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
高田 匠 京都大学, 複合原子力科学研究所, 准教授 (80379007)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | クリスタリン / 白内障 / アスパラギン酸 / 翻訳後修飾 / 異性化 / 加齢 / 質量分析 / MRM法 / Asp異性化 / 結合型D-アミノ酸 / D-アミノ酸 / 脱アミド化 / 加齢性疾患 / タンパク質異常凝集 / 老化 / 水晶体 / プロテオーム |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、蛋白質中におけるアスパラギン酸残基の自発的な化学変化(Asp異性化)を、それを含む蛋白質の新しい加齢指標と定義することである。 蛋白質中におけるAspは時間経過に伴い異性化する。それに伴い、異性化Aspは自身を含む蛋白質の構造変化を引き起こし、加齢性疾患(白内障、アルツハイマー病など)発症を惹起する。それゆえ、蛋白質中、異性化Aspの定量解析は疾患の早期発見などにも繋がる可能性がある。 本研究では、蛋白質中に存在する極微量の異性化Aspを見出す手法を開発することに成功するとともに、異性化がみられた部位の重要性を示すことにも成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
眼の水晶体内部における加齢分子マーカーを確立した。 水晶体内部における『タンパク質分子年齢』の提唱により、年齢や、測定した眼機能評価による組織年齢以外に、組織(水晶体)の状態や機能を蛋白質分子レベルで評価することができる。これまでにない眼機能の多次元評価が可能となり、また該当部位を疾患予想部位と定め、新たな予防法や薬剤の標的部位とすることができる。本研究で得られた成果は、80歳以上ほぼ全ての人類が罹患する、加齢性白内障の早期症状発見や発症抑制につながる。
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