研究課題/領域番号 |
17K13269
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ケミカルバイオロジー
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
宮房 孝光 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究員 (70760271)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | タンパク質 / タンパク質工学 / バイオ医薬品 / バイオテクノロジー / 分子設計 / 細胞膜透過ペプチド / split intein / 蛋白質工学 / 細胞工学 / インテイン |
研究成果の概要 |
細胞内で生じるタンパク質間相互作用は生命現象の根幹であり、その阻害を機序とする創薬は大きな期待を集めている。しかし、細胞内のタンパク質間相互作用を精緻に制御するような分子の開発は未だ困難を極めている。本研究では、細胞内で機能する人工分子の創出を目指した。細胞内への分子送達を可能にする細胞膜透過性ペプチドの簡便な選抜手法の開発に取り組んだ。また、送達に適した機能性分子の開発に取り組み、モデル分子を創出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、開発と利用が広がっている抗体医薬品などは細胞表面の標的分子に結合して機能する分子群であり、治療の対象は本質的に制限される。一方で、細胞内で生じるタンパク質間相互作用を阻害する創薬は、より多くの分子を標的にできることから大きな期待を集めている。しかし、細胞内のタンパク質間相互作用を精緻に制御するような分子の開発は極めて困難であり、未だ基盤技術の整備が進んでいない。本研究の成果は、この困難を突破し次世代の医薬品開発の端緒となるものである。
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