研究課題/領域番号 |
17K13283
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
紺屋 あかり お茶の水女子大学, 理学部, 学部教育研究協力員 (90757593)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | オーラリティ / ことば / 口頭伝承 / 相互行為 / 無形文化 / 言語継承 / デジタルアーカイブ / パラオ / オセアニア / 身体知 / アーカイブズ / デジタル・ヒューマニティーズ / 太平洋島嶼 / アーカイブ / 地域研究 |
研究成果の概要 |
代表者は、フィールドワークによって採集したパラオ口頭伝承の語りと図像をもとに、それらをデジタルアーカイブ映像として資料化した。既に完成している映像資料は、アイライ州の村落語りにパラオ語・英語で解説をつけたものである。そのほか、マルキョク州などで採集したデータについても同様の資料化作業を続けている。作成した映像資料は、パラオ国内の複数の機関(ベラウ国立博物館、アイライ州政府など)において、映像作品としての展示やコミュニティ教育、あるいは文化ツーリズムなどの場においての活用が予定されている。 また、上記の調査の過程で得た知見に基づいて執筆した論文(2019年『文化人類学研究』掲載)を発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、固有言語の次世代継承ツールとして当該地域に還元されるものである。また、当該地域に限定されず、ひろくオセアニアの他地域においても同様にみられる現代的課題である、無形文化の保護という文脈において、具体的手法を示した点において、その社会的・学術的意義が見出される。
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