研究課題/領域番号 |
17K13497
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
笹尾 洋介 京都大学, 国際高等教育院, 准教授 (80646860)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 英語教育 / 語彙学習 / 接辞 / 文脈からの推測 / コンピュータ適応型テスト / 語彙習得 / 英語接辞 / 言語測定 / オンラインテスト / 語彙学習力 |
研究成果の概要 |
本研究では,外国語としての英語語彙学習を効果的に行う能力として「語彙学習力」という概念を提唱し,それを測定し学習者に即時診断フィードバックを提供できるオンラインテストの開発と妥当性の検証を行った。具体的には,接辞の知識と文脈から未知語の意味を推測する能力を測定するオンラインテストを開発し,合計4,000名以上を対象に実施した。得られた結果は,開発した二種類の語彙テストは信頼性が高く,学習者の英語学習力の診断に有用であることを示している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで英語語彙知識そのものを測定するテストに関する研究は数多くなされてきたものの,効果的な語彙学習を進めるための指針を提供できる診断テストに関する研究はほとんどなされてこなかった。本研究はそうした診断テストの開発を試みたという点で学術的・教育的意義のあるものである。また,ラッシュ分析という手法を用いた妥当性の検証やコンピュータ適応型テストへの応用・検証を行うなど,新たな研究手法のモデルを提供したという点で学術的意義を持つ。
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