研究課題/領域番号 |
17K13513
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
小西 隆之 早稲田大学, グローバルエデュケーションセンター, 講師(任期付) (90780982)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | L2英語 / コーパス / 知覚 / 評定 / リズム / 日本人英語学習者 / 韻律 / 理解容易度 |
研究成果の概要 |
本研究は日本人英語学習者の発話する英語における韻律 (アクセントやリズム等) が、その音声の聞きやすさ (comprehensibility) に与えている影響について分析した。韻律の各特性を相対的に分析した研究はこれまでにあまり行われてこなかったが、本研究により、聞き手の理解容易度に対して影響が大きいのはストレスアクセントとフットリズム (英語の基本的なリズム) であることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
外国語習得の研究は、外国語教育研究の基礎研究となり、教育現場における教授法に影響を与える。しかしながら、日本人英語の韻律に関する基礎研究は未だ不足しており、現場における指導法は必ずしも理論的根拠に基づくものとは言い難い。本研究は、日本語英語の韻律の各特性を聞き手の理解容易度に関して比較し、ストレスアクセントとフットリズムが重要であることを明らかにしたことにより、今後の外国語教育研究や現場における効果的な発音指導に重要な示唆を与えていると言える。
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