研究課題/領域番号 |
17K13736
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
大塚 芳宏 東北学院大学, 経済学部, 教授 (20632235)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 景気循環分析 / 景気循環 / 景気予測 |
研究成果の概要 |
近年、稀に起こるショックと呼ばれるテイル・リスクへの対応がマクロ計量分析では重要な課題となっている。こうした背景の下、本研究は日本の景気循環の特徴について実証分析を行った。主な研究成果は以下となっている。(1) 異常値処理が景気の分析に与える影響を検証した。 (2) 地域の景気循環を分析するために新たな時空間計量モデルを提案し、地域別の景気循環を推定した。(3) 先行系列と一致系列を組み合わせた計量モデルを提案し、先行系列の予測可能性について検証した。(4) 日銀短観を用いて、企業の景況感指数とボラティリティの計測を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、日本の景気動態を計量モデルによって分析し、その特徴について明らかにした。「日本の景気がどうなっているのか」に関する情報を提供することは、官庁や企業だけでなく国民においても、非常に有用であると考えられる。また、本研究で取り扱う景気後退確率(景気拡張期から後退期に変わる確率)の推計は、様々な経済主体が今後の活動を策定していく上で重要な情報になりうる。
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