研究課題/領域番号 |
17K13769
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
竹内 竜介 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 准教授 (30607940)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 国際経営史 / 外資系企業 / 海外子会社の進化 / 飲料・食品産業 / 海外子会社 / 経済史 / 経営史 / 国際経営 |
研究成果の概要 |
本研究は、複数の外資系飲料・食品企業の事業展開の歴史を明らかにしてきた。その結果、外資系企業にとって、たとえば、日本における協業システムを構築すること、主力製品に関する製品カテゴリーの定義を検討すること、市場内における自社のポジションを検討すること、などが事業の発展のために重要であったことを見出した。 ほかにも、海外子会社の経営管理に関する国際経営論についての整理・検討を行ってきた。国際経営論の知見、とくに海外子会社の進化に関する知見を活用して、本研究では外資系企業がイニシアティブを発揮したことによって進化を遂げたことなどを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、①外資系飲料・食品企業の活動経緯を明らかにしたこと、②外資系企業の活動を通して新市場の創造や発展過程の一端を明らかにしたこと、③海外子会社の経営管理に関する国際経営論の知見を動員して国際関係経営史研究を試みたこと(国際経営論と国際関係経営史との接合を試みたこと)であり、これらは国際関係経営史研究をさらに深めるものである。ここに本研究の学術的意義がある。 また、海外子会社の発展や国際競争の視点を交えた市場の創造・発展について考察を行っているため、海外市場での新市場創造や子会社管理に関する知見を提供しうる点に、本研究の社会的意義がある。
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