研究課題/領域番号 |
17K13850
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
眞住 優助 金沢大学, GS教育系, 講師 (50747582)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 留学生のキャリア / 移民研究 / 国際教育 / 国際社会学 / 留学生の教育 / 移民の労働市場への編入 / 移民の統合 / 留学生 / 労働市場への編入 / 就職 / 外国人労働者 / 職業キャリア / 国際労働力移動 / 移民政策 / 国際移動 / 移民の編入 |
研究成果の概要 |
日本における外国人留学生、とくに南・東南アジア地域出身の学生に焦点を当てて、日本の労働市場への編入の様態を調査した。より具体的には、(1)留学生の在学中のアルバイト経験とスキルの発展の関係性、(2)卒業後における労働市場への編入の程度、(3)日本での就職者の職種の特徴を考察した。職種の特徴としては、顧客または同僚として非日本人との接触がある、そして/または、労働条件の観点から日本人が集まりにくいことを指摘した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来、日本における留学生のほとんどは東アジア出身者であったが、日本政府による「留学生30万人計画」を背景に、過去10年の間、南・東南アジア地域出身の留学生数が大きく増加した。本調査は、こうした留学生が日本の労働市場にどの程度、どのように組み込まれるのかという問題を扱う、いまだ数少ない研究の1つである。この問いの考察は、日本の人口減少と労働力不足に対する懸念、関心の高まりを踏まえると、社会的にも意義があるといえる。
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