研究課題/領域番号 |
17K13900
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 岡山理科大学 (2018) 東京農工大学 (2017) |
研究代表者 |
横山 ひとみ 岡山理科大学, 経営学部, 准教授 (50638517)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 日常業務コミュニケーション / 対人コミュニケーション・チャネル |
研究成果の概要 |
本研究では、日常対面業務場面における会話に焦点を当てた。複数人の在室者の各々の対人コミュニケーション・チャネル(例えば、発話時間、発話権の獲得回数等)の使用の特徴について、対人関係性や会話の種類に着目して検討を行った。その結果、積極性が高く独立性も高いフォロワーはリーダーと交互に発話権をとりあい発話権が連続する等が明らかになった。また、会話の種類によって送り手と聞き手の発話特徴量の多寡が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は統制された実験環境ではなく日常の自然な環境で生じた業務場面の会話を分析対象としたところに特徴がある。実データから会話行動の分析をし、対人関係性や会話の種類による対人コミュニケーション・チャネルを示唆したことは、従来の研究では明らかにされていなかったことであるので学術的な意義があると考える。また、この基礎的な研究結果は実践的応用研究(トレーニング・プログラム、チーム成員の再構成や組織マネジメント等)に適用できる可能性があると考えられるため社会的意義もあると考える。
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