研究課題/領域番号 |
17K13955
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
駒沢 あさみ 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 認知行動療法センター, 研究員 (40791926)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 強み / ストレングス / 強みに焦点を当てた認知行動療法 / 認知行動療法 / ポジティブ心理学 / レジリエンス / うつ病 / 予防的介入 / 強みに基づく認知行動療法 / ストレングス・アプローチ |
研究成果の概要 |
本研究は、強みに焦点をあてた認知行動療法(Strengths-based Cognitive Behavioral Therapy(SB-CBT; Padesky & Mooney, 2012)の日本語版プログラムを作成し、プログラムの実施可能性,安全性,および、うつ病の予防や再発予防における有効性を検証し、今後予定されるランダム化比較試験の基盤構築を行うことを目的としていた。本研究を通じて、日本文化・臨床現場に即したSB-CBTのプログラムを開発した。プログラムに沿った患者用資料やワークシート等の整備を行い、臨床試験実施のための準備を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
SB-CBTは心理療法の中でも最も科学的根拠が集積されているCBTのモデルに基づいて、すでに存在する個人の強みを基盤としてポジティブな資質を高める点がその特徴であり、病理モデルに基づく従来のCBTに不足していた側面を補完するものと考えられる。また、本研究で開発されたプログラムを活用することで、今後、うつ病だけでなく不安障害などの他の精神疾患の治療や再発予防の新たなアプローチとして多様な治療場面に応用が期待できる。
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