研究課題/領域番号 |
17K13971
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 |
研究代表者 |
浅井 智久 株式会社国際電気通信基礎技術研究所, 脳情報通信総合研究所, 研究員 (50712014)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 自己感 / 予測誤差 / 内部モデル / 運動 / 身体 / 主体感 / 共鳴 / メタ認知 / 自己 / 他者 / 統合失調症 / 計算論的脳モデル |
研究成果の概要 |
近年の「自己意識の科学」の流れをベースに,身体と運動のインタラクションを実験心理学的に検討した。さらに,統合失調症の症状などの特殊な主観性を明らかにすることに応用した。その結果,自己感に関連する課題や質問紙尺度を開発し,各指標における妥当な精神病理学的な個人差を明らかにした。さらに非侵襲的な脳刺激法によって,健常者において精神病理学的な現象の再現を見据えた結果を明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,自己意識を自己の身体・運動表象のメカニズムから検討したものである。実験心理学的な手法と脳機能計測を併用し,これらのメカニズムを脳の機能と結びつく形で検討したことで,私たちがどのように自己と他者を区別・結合しているのかの基礎的な知見を提出した。またその障害としての精神病理学的な個人差についての理解が深まったことで,社会的意義の高い成果につながったと考えることができる
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