研究課題/領域番号 |
17K13974
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
尹 得霞 東北大学, 教育学研究科, 助教 (40756053)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 文化観 / 学習モデル / 学習体験 / 社会体験 / ことば体験 / 学びの場 / 自己創出型 |
研究成果の概要 |
ビジネス、スポーツ、学術、の各領域において活躍している熟達者の体験、超級日本語学習の例を取り上げ、社会文化的体験の中で、学習者の言葉の習得がどのような状況でどのような学習環境の再構築によって習得されていったのか、横断的かつ縦断的な調査を実施し、質的分析を行った。また、学習者自身による学びの場の自己創出モデルを構築し、社会文化的体験を通したことばの学びに関する新たな方略を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義として、これまで取り上げられなかった芸術、音楽、ビジネスなど創造的な技能領域の日本語学習において、長期的で複雑な社会的文化的要素を包括した社会的体験の中で、ことばの学習観が変化し、学びの可能性を探求し、仲間との相互成長を通して、ことばの学びが生起する点が、詳細な分析から明らかとなった点があげられる。また社会的意義として、実社会で学ぶ日本語学習者が、実用的学習方略を組み立て、ことばの活用力に迫る体験を蓄積することで学びが促進される手がかりが得られた点があげられる。
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