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国語科におけるブッククラブの指導方法による授業研究:物語創作活動の効果に着目して

研究課題

研究課題/領域番号 17K14030
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 教科教育学
研究機関東洋大学 (2018-2019)
筑波大学 (2017)

研究代表者

勝田 光  東洋大学, 文学部, 講師 (30792113)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード自立した読み手 / ブック・クラブ / 物語創作活動 / リーディング・ワークショップ / 教科書を用いた授業 / 責任の段階的移行 / 児童の創造力 / 影響力のある教師 / ブッククラブ / 授業研究 / 国語科 / 物語創作
研究成果の概要

本研究は、自立した読み手を育てる国語科を中心とした読むことの学習指導のカリキュラムを開発するために、アメリカの読むことの学習指導論と指導法について文献研究ならびにフィールド調査を行い検討すると同時に、国語科で行われているそれらと類似した実践例について一次資料を集めて検討した。その結果、(1)物語創作指導を取り入れた指導の実際とその意義、(2)個人読書を核とするリーディング・ワークショップの実際とその意義を明らかにすることができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ブック・クラブやリーディング・ワークショップの実践報告はこれまでにもあったものの、その実践を行う意義について、理論、授業中の生徒のパフォーマンス、質問紙とインタビュー調査から検討したものは少なかった。本研究の学術的意義は、それらを検討し、学習形態、読書意欲、読書時間などの観点から実践の意義を明らかにした点にある。国語教育の代表的な月刊誌において2019年に物語を読む活動(読解)と書く活動(創作)をどう関連づければ良いか、という特集が組まれるなど、物語創作活動への実践的関心は高まっており、この点に関わって具体的な提案を行った点に本研究の社会的意義がある。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (12件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 雑誌論文 (7件) (うちオープンアクセス 3件、 査読あり 3件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 「作家のように読む」論と「作文泥棒」の実践2019

    • 著者名/発表者名
      勝田光
    • 雑誌名

      月刊国語教育研究

      巻: 569 ページ: 4-9

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [雑誌論文] 読者反応理論からみた文学教育における深い学び2019

    • 著者名/発表者名
      勝田光
    • 雑誌名

      国語科教育

      巻: 86 ページ: 5-7

    • NAID

      130007741075

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] リーディング・ワークショップによる優れた読み手の育成――1時間の授業過程の分析――2018

    • 著者名/発表者名
      勝田 光、澤田 英輔
    • 雑誌名

      国語科教育

      巻: 84 号: 0 ページ: 58-66

    • DOI

      10.20555/kokugoka.84.0_58

    • NAID

      130007501459

    • ISSN
      0287-0479, 2189-9533
    • 年月日
      2018-09-30
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 小学校教員養成課程の学生は、どんな国語教師になることを目指せば良いか ―ロバート・ラデルの「影響力のある教師」に関する研究を手がかりとして―2018

    • 著者名/発表者名
      勝田光
    • 雑誌名

      九州国語教育学会紀要

      巻: 7 ページ: 9-20

    • NAID

      40021626842

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] The value of studying words and deeply thinking using semantic maps in a Japanese reading class2018

    • 著者名/発表者名
      Hikaru Katsuta
    • 雑誌名

      SEAMEO Journal

      巻: special issue

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 米国における読むことの「責任の段階的移行」をめぐる 議論について:その批判と具体化に着目して2017

    • 著者名/発表者名
      勝田光
    • 雑誌名

      人文科教育研究

      巻: 44 ページ: 17-41

    • DOI

      10.15068/00150846

    • NAID

      120006406960

    • ISSN
      0913-1434
    • URL

      https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/records/45572

    • 年月日
      2017-12-24
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 小学校国語科における物語創作をゴールにした読むことの学習指導-小学2年生が創作した「がまくん・かえるくん」シリーズの分析-2017

    • 著者名/発表者名
      勝田光
    • 雑誌名

      国語と教育

      巻: 42 ページ: 40-53

    • NAID

      40021509534

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] Incorporating reading workshop into the Japanese curriculum: How it helps students to be an independent reader2019

    • 著者名/発表者名
      Hikaru Katsuta & Eisuke Sawada
    • 学会等名
      International Literacy Association
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 文学教育における「深い学び」新学習指導要領における文学教育の方向性2019

    • 著者名/発表者名
      勝田光
    • 学会等名
      全国大学国語教育学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] A Challenge for Language Literacy by Using Semantic Map for Knowing the Value of Terms2018

    • 著者名/発表者名
      Hikaru Katsuta
    • 学会等名
      SEAMEO- University of Tsukuba Symposium VI
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 米国における「読むことの責任の段階的移行」をめぐる議論について-その批判と具体化に着目して-2017

    • 著者名/発表者名
      勝田光
    • 学会等名
      全国大学国語教育学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [図書] 新たな時代の学びを創る 中学校・高等学校国語科教育研究2019

    • 著者名/発表者名
      勝田光
    • 総ページ数
      266
    • 出版者
      東洋館出版社
    • ISBN
      9784491037677
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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