• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

超新星背景ニュートリノ観測のためのスーパーカミオカンデ全反射型集光レンズ開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K14266
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関東京大学

研究代表者

池田 一得  東京大学, 宇宙線研究所, 助教 (90583477)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードニュートリノ / 超新星爆発 / 集光システム / シミュレーション / 超新星背景ニュートリノ / 宇宙線 / 素粒子実験
研究成果の概要

本研究では、スーパーカミオカンデを用いて、星・ブラックホール形成の謎を解明する鍵となる超新星背景ニュートリノの発見を目指し、光電子増倍管に取り付ける新しい集光システムの開発を行った。
集光システムは、当初空気層を持ったアクリル板を検討してきた。検討では、1)空気層の耐圧性能、2)空気層の長期安定性能、3)安価で作成するための設計を進め、その内1)2)は目標を達成することが分かった。
そこで、インジウムミラーを使った集光システムを検討し、今後はハイパーカミオカンデのための集光システム開発として研究を継続していくことになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により、アクリルと空気の境界における全反射を用いた集光システムについて、その性能については問題なく機能することが分かった。しかしながら、それを低コストで実現することは難しいことも明らかになり、今後は、インジウムミラーを用いた収集システムの開発に引き継がれることになる。
インジウムは、伸縮性もあり、加工しやすいというのが最大のメリットであり、低コスト化が期待できる。それを応用して、スーパーカミオカンデの後継機であるハイパーカミオカンデの性能向上に貢献できる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件)

  • [学会発表] Low Radioactivity Techniques 20192019

    • 著者名/発表者名
      Motoyasu Ikeda
    • 学会等名
      Radiopurity program for SuperK-Gd
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 国際学会 / 招待講演
  • [学会発表] Solar neutrino measurement with Super-Kamiokande2018

    • 著者名/発表者名
      Motoyasu Ikeda
    • 学会等名
      The XXVIII International Conference on Neutrino Physics and Astrophysics
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 国際学会 / 招待講演
  • [学会発表] SK-GD計画の現状2018

    • 著者名/発表者名
      池田一得
    • 学会等名
      第4回超新星ニュートリノ研究会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] SK-GD2017

    • 著者名/発表者名
      池田一得
    • 学会等名
      2017年度CRC将来計画タウンミーティング
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi