研究課題/領域番号 |
17K14425
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
プラズマ科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
寺坂 健一郎 九州大学, 総合理工学研究院, 助教 (50597127)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | プラズマ / 速度分布関数 / プラズマディタッチメント / 中性粒子流れ / 高精度レーザー分光計測 / プラズマデタッチメント / プラズマ科学 / レーザー誘起蛍光法 / 遷移プラズマ |
研究成果の概要 |
本研究はイオンが非磁化状態となる遷移プラズマ領域の流れ形成の物理素過程を最先端の光科学技術を用いて速度空間の階層から詳細に調べたものである。九州大学のHYPER-II装置に大容量の遷移プラズマを生成することに成功し、高精度レーザー誘起蛍光システムを用いてイオンや中性粒子の流れを調べた。イオン非磁化領域における電場形成とイオン加速の性質が磁化領域とは異なるスケーリングを持つことや中性粒子輸送の重要性に関する新しい知見を得ることが出来、Experimental Kineticsの有効性を実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた成果を国内外の学会で発表し、遷移プラズマ領域の流れ形成の重要性を積極的に発信した。特に速度空間から流れ形成を調べる新しい手法と不均一磁場領域のプラズマ流れ形成に対する中性粒子輸送の重要性に関する新しい知見については2件の学術誌に研究成果が掲載されており、当該研究分野の発展に貢献した。得られた研究成果の重要性については非専門家にもわかりやすいように、ウェブサイトを通じて情報を発信した。また、研究や学会発表を通じて大学院教育に積極的に関わり、学術的な発展だけでなく人材育成にも貢献した。
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