研究課題/領域番号 |
17K14550
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デバイス関連化学
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研究機関 | 工学院大学 |
研究代表者 |
徳永 健 工学院大学, 教育推進機構(公私立大学の部局等), 准教授 (30467873)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | セルオートマトン / 量子ドット / 混合原子価 / 分子デバイス / フェロセン / 静電ポテンシャル / 論理回路 / スピントロニクス / スピンダイナミクス / オートマトン / スピンエレクトロニクス / 量子化学 |
研究成果の概要 |
既存の論理回路に代わる新たな論理回路として、ビフェロセニウムジボロン酸錯体(ダイマーおよびエステル)を用いた量子ドットセルオートマトンの動作シミュレーションを量子化学計算により実施した。その結果、ビフェロセニウムジボロン酸エステルが常温において、理論上はAND回路とOR回路として動作する可能性があることを明らかにした。さらに、静電ポテンシャルモデルを用いた新たな分子選別手法を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
既存の電界効果トランジスタ(FET)に基づく論理回路は、その演算速度が近く上限に到達すると言われている。我々は、FETに代わる新たな論理回路として量子ドットセルオートマトンに着目した。ビフェロセニウムジボロン酸エステルを用いた量子ドットセルオートマトンが理論上は常温で論理回路として動作することを明らかにした。さらに、静電ポテンシャルモデルを用いた新たな分子選別手法を提案し、今後の分子選別の効率化を実現した。
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