研究課題/領域番号 |
17K14556
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 岡山大学 (2018-2019) 横浜国立大学 (2017) |
研究代表者 |
坂本 惇司 岡山大学, 自然科学研究科, 助教 (50752052)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 疲労損傷 / 多軸ランダム振動 / 非比例負荷 / 共振 / アルミニウム合金 |
研究成果の概要 |
大きさや方向が複雑に変化する多軸ランダム振動を受ける材料の疲労破壊について、実験による検討を行った。その結果、比較的シンプルな形状の材料の場合は、一つの共振モードで振動するため、一番負荷が大きい方向の応力を用いて疲労強度の評価を行える可能性があり、複雑な形状の材料の場合は、複数の共振モードで振動するため、一番負荷が大きい方向の応力のみでは実際の疲労強度よりも長寿命側に評価してしまう可能性があることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自動車や航空機をはじめとする輸送機器等の機械・電子機器は、使用時に大きさや方向が複雑に変化する多軸ランダム振動を受ける場合が多い。そこで本研究では、多軸ランダム振動を受ける材料の疲労損傷メカニズム解明および評価試験法の構築を目的として、実験による検討を行った。その結果、多軸ランダム振動時の材料の疲労損傷に関して、知見を得た。本成果は、機械・電子機器等の長期信頼性の確保かつ無駄のない最適な強度設計に貢献できると期待される。
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