研究課題/領域番号 |
17K14564
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 鈴鹿工業高等専門学校 |
研究代表者 |
板谷 年也 鈴鹿工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (00650425)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 非破壊検査 / 熱可塑性CFRP / 誘導加熱 / 渦電流探傷法 / 損傷修復 / 解析・評価 |
研究成果の概要 |
本研究は、電磁気現象を利用した非破壊検査法の研究を発展させ、立体形状のCFRTP(熱可塑性炭素繊維強化プラスチック)の損傷修復及び非破壊試験法を確立することを目的とした。CFRTPの溶融に適したコイル形状を選択するために、有限要素法ソフトウェアを使用して、様々なコイルによって誘導される渦電流密度と温度分布を解析した。方形コイルによる誘導加熱でCFRTPの表面を融点温度まで上昇させることに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、従来の金属材料にはなかったCFRPのような新素材の損傷修復やその強度評価の課題を渦電流法による融着および非破壊検査技術で解決を試みた。国内での非破壊検査の市場規模は、機器の販売に検査サービス市場を加えて、2000億から3000億円といわれている。今後、航空機や自動車に利用が急拡大する新素材であるCFRPの安全性の確保およびリユースによる低炭素社会実現に大いに寄与できると考える。
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