研究課題/領域番号 |
17K14595
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 鳥羽商船高等専門学校 |
研究代表者 |
亀谷 知宏 鳥羽商船高等専門学校, その他部局等, 准教授 (70734854)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 感圧塗料 / 感温塗料 / 3Dプリンタ / 複合センサ / 圧力計測技術 / 光学的可視化計測法 |
研究成果の概要 |
本研究は「感圧及び感温特性を有した機能性3D模型の作製法の確立」を目的とした.模型の感圧化,感温化にはそれぞれ機能性分子センサである感圧塗料,感温塗料を用い,3Dプリンタによって簡便安価に模型を成形する手法を提案する.複数の色素を含んだ,圧力及び温度を同時計測できる機能性模型の作製には至らなかったが,感圧色素もしくは感温色素を含んだ機能性模型の作製に成功した.このことからこの手法による感温模型作製の実現性,さらに感圧色素に温度非依存の色素を用いることで感圧模型作製の可能性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,感圧特性もしくは感温特性のいずれかを有する機能性模型の作製に成功した.このことにより,3Dプリンタを用いた新たな機能性模型の作製手法の可能性を示すことができた.当初計画していた感圧特性と感温特性をともに有する機能性模型の作製には至らなかったが,3Dプリンタの周辺分野は技術進歩がめざましく,今後も精度の向上など様々な改良が期待できる.そのため,現在の安価な市販の3Dプリンタで,感圧,感温いずれかとはいえ機能性模型の作製できたことは意義深いと考えられる.
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