研究課題/領域番号 |
17K14701
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
制御・システム工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
林 直樹 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (80637752)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | マルチエージェントシステム / 協調制御 / 分散最適化 / 制御工学 |
研究成果の概要 |
近年,様々な分野でネットワーク化が進展している.ネットワークを構成する各デバイスは通信機能を有しており,ネットワークを介して他のデバイスと接続し,多様な機能を提供している.こうした多数のデバイスが接続した大規模ネットワーク化システムは,マルチエージェントシステムとしてモデル化できる.本研究では,このようなマルチエージェントシステムにおいて,時々刻々変化する環境にも柔軟に対処できるような制御法や最適化法を提案し,どのような制御則や最適化アルゴリズムを用いれば,分散協調的に制御目標を達成したり,最適解を見つけたりすることができるかについて,理論的な考察を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
複雑なネットワーク化システムにおいては,ネットワークを構成する各エージェントは,予め決められたタスクをこなすだけでなく,時々刻々変化する環境にも柔軟に対処できるように行動する必要がある.また,ネットワークの規模が大規模になると,各エージェントが自律分散的に制御則や最適化アルゴリズムを実行する必要がある.本研究により,システム制御の観点から,超スマート社会において付加価値の高いサービスを継続的に創出するための制御則や最適化アルゴリズムの設計法に関する基礎理論が構築できた.
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