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船体建造工程へのハイブリッド溶接適用に向けたレーザによる仮付け方法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K14887
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 船舶海洋工学
研究機関国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所

研究代表者

津村 秀一  国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, その他部局等, 研究員 (10782526)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードレーザ・アークハイブリッド溶接 / 仮付け溶接 / 溶接施工法 / 静的破壊 / 溶接シミュレーション / レーザ溶接 / ハイブリッド溶接
研究成果の概要

本研究ではレーザ・アークハイブリッド溶接の溶接施工法についてレーザによる仮付け溶接に着目し、従来の造船工作法の延長線上の工法として日本独自の溶接施工方法の開発を目的として、A)溶接変形解析に供するメッシュサイズに応じた材料物性値の同定を行った。B)最終的に残留する溶接変形(縦板の横倒れ変形)に起因する拘束反力によって仮付け溶接部に割れが生じるのではなく,溶接施工中の局所的変形が原因となって割れが生じることを明らかにした。C)長さ500mm程度の試験片で検討した仮付けの条件であれば長尺継手への適用可能な仮付け条件であることをシミュレーションによって明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ハイブリッド溶接普及のボトルネックの一つである大型付帯設備の投資コストを軽減するために,レーザ溶接を活用した我が国独自のハイブリッド溶接の溶接施工法の開発を行うことを本研究の目的としている。また、付帯設備を必要としない溶接施工法の開発により,ハイブリッド溶接の普及が進み船体建造工程の高品質化・効率化が達成され,高品質な船舶をリーズナブルな価格で提供することが可能となる.
このために解決すべき学術的課題として,仮付け溶接部の破壊のクライテリア,並びにハイブリッド溶接の溶接変形に起因する拘束反力に対する定量的な検討が挙げられるが、本研究では、両者について検討を行う。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] レーザ・アークハイブリッド溶接を対象としたレーザ溶接による仮付け溶接部の静的強度に関する検討2018

    • 著者名/発表者名
      津村秀一
    • 学会等名
      日本船舶海洋工学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [備考] 所外発表論文等概要

    • URL

      https://www.nmri.go.jp/_src/21803/PNM24180308-00.pdf

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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