研究課題/領域番号 |
17K14900
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
核融合学
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研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
向井 清史 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 助教 (90632266)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ボロメータ / 輻射計測 / イメージング / 真空蒸着 / 中性子 / プラズマ計測 / 核融合 / プラズマ・核融合 |
研究成果の概要 |
核融合発電の実現には装置内壁の局所熱負荷を減らす必要があり、輻射損失を増やし熱負荷を分散する運転方法が検討されている。その物理機構の解明に必要な計測器としてイメージングボロメータの開発が進められており、核融合炉で想定される中性子環境へ適用させる必要がある。 本研究では、中性子環境下で計測器を較正するために重要な、薄膜検出器両面での再現性・均一性に優れた炭素コーティング手法を開発した。従来のスプレー法に替わり真空蒸着法を用いたコーティングを行うことで、中性子環境下で較正した際の誤差を概ね10%以下に抑えることに成功し、総中性子発生量3.6×10 18乗個の環境下で検出器の劣化がないことを検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
核融合発電の実現には装置内壁の局所熱負荷を減らす必要があり、輻射(放射)損失を増やして熱負荷を分散する、放射ダイバータと呼ばれる運転方法が検討されている。その物理機構の解明に必要な計測器としてイメージングボロメータの開発が進められており、核融合炉で想定される中性子環境へ適用させることが課題であった。 本研究において、中性子環境下で較正可能なイメージングボロメータの検出器を開発したことで、今後の大型装置での放射ダイバータ研究にイメージングボロメータが活用され、その物理機構の解明が進展することが期待される。
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