研究課題/領域番号 |
17K14949
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
|
研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
飛田 耶馬人 山梨大学, 医学部, 技術職員 (50570264)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 平面内細胞極性 / Vangl2 / 神経形態形成 / 神経 / シナプス / 神経形態 / 神経科学 / PCP / 脳神経疾患 / 発生・分化 / Vangl / 平面細胞内極性因子(PCP) |
研究成果の概要 |
本研究はVangl2が関与している神経の形態形成に、どのような分子が関わって影響しているのかを解析することを目的とした。Vangl2相互作用因子を探索し、候補分子を26個特定した。このうち候補分子の発現ベクターを海馬に発現させることで、神経細胞の樹状突起の長さが増大することがわかった。またVangl2の脳領域特異的欠損マウスを作成し、神経回路形成や行動学にどのような影響があるのかを解析した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
神経同士の接合部であるシナプスは脳が高次機能を発揮するために必須であり、学習・記憶・情動などさまざまな神経活動に関与している。本研究ではシナプス後部に局在しているVangl2が神経細胞の樹状突起の形態形成に関与していることを明らかにした。今後、本研究で得られた神経の形態形成に関わる因子を解析することで、各種神経変性疾患の解明につながるものと期待される。
|