研究課題/領域番号 |
17K15187
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 北九州市立自然史・歴史博物館 |
研究代表者 |
蓑島 悠介 北九州市立自然史・歴史博物館, 自然史課, 学芸員 (80714435)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 昆虫 / 幼虫 / 体系学 / 形態 / 分類 / 鞘翅目 / 幼虫形態 / ガムシ科 |
研究成果の概要 |
水生群と水生群から派生した陸生群を有する鞘翅目ガムシ科の幼虫を主な材料として、陸上生活種および水中生活種双方について形態を精査した。幼虫の解明と形態の記載、および形態比較を通じ、環境適応や形態進化について形質の極性や系統に基づいて議論・推定し成果を報告した。加えて、日本のガムシ相を明らかにして研究の基盤を作るために、分類研究を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
(1)水中・陸上環境の双方に生息するガムシ科の形態研究・分類研究を通じて、新しい環境へ適応する際に起こった形態進化の具体例を明らかにすることで、環境と形態進化の理解が深まる。(2)形態研究・分類研究により研究・活用基盤が整備される。これまで名前がわからなかった種や、名前のついていない種が整理され、同定が可能になる。これらは自然環境保全や、昆虫を教育・研究に用いる際の基礎情報として活用される。
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