| 研究課題/領域番号 |
17K15227
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| 研究種目 |
若手研究(B)
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| 配分区分 | 基金 |
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| 研究分野 |
園芸科学
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| 研究機関 | 日本大学 |
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研究代表者 |
東 未来 日本大学, 生物資源科学部, 助手 (80783414)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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| 配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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| キーワード | ダリア / dahlia / 日持ち / プログラム細胞死 / エチレン / 小花 / 切り花 / 老化 / NAC / PCD / 糖質 / 組換え遺伝子 / 遺伝子解析技術 |
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| 研究成果の概要 |
ダリアの花の老化メカニズムを明らかにすることによって，エチレン非依存的に老化する切り花の日持ち向上を目的とした．ダリアの花の老化時には，糖質の濃度の低下が見られること，細菌の増殖によって水揚げが悪化すること，この現象には品種間差があることを明らかにした．そのため，品種によっては，糖質と抗菌剤の併用処理が日持ちを延長することを明らかにした．さらに，花弁の萎凋は花弁におけるプログラム細胞死に伴って起こり，このプログラム細胞死が起きるタイミングは品種間差があることを明らかにした．このことからダリアの花の老化は遺伝的に制御されている可能性が高く，老化に関与する遺伝子をRNA-seq解析で探索した．
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ダリアの花の老化は糖質の不足，水揚げの悪化，エチレンによって促進される場合があり，これらには品種間差があることを明らかにした．そのため，品種によって適切な処理を行うことによって，日持ちの延長効果が期待される．さらに，ダリアの花弁の萎凋はプログラム細胞死に伴って進行することを明らかにした．プログラム細胞死を制御することが可能となれば，より効果的に日持ちを延長することができる．本研究では実験材料と解析スペースの省力化を可能にした小花を用いた日持調査方法を確立したため，今後これらの技術を活用することで，より日持ちの延長に有効な薬剤等の効率的なスクリーニングが期待される．
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