研究課題/領域番号 |
17K15370
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
臼井 達哉 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 特任講師 (80727652)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 肺がん / オルガノイド / 血管内皮細胞 / 血管内皮 / 共培養 / 三次元培養 / 血管 |
研究成果の概要 |
マウス肺がんオルガノイドとHUVECsを共培養すると, HUVECsのマトリゲル上への管腔形成が誘導され,その後に,マトリゲル内のオルガノイドへの血管内皮細胞の遊走と接着が観察されること、マトリゲルを介した共培養によってオルガノイドへの血管内皮細胞の遊走および接着が引き起こされることが示唆された。肺がんオルガノイド培養上清処置はHUVECsの遊走を亢進し、ERK, Aktシグナルを時間依存的に活性化することが分かった。また、培養上清による遊走亢進はERKおよびAkt阻害剤の処置によって抑制された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で樹立した肺がんオルガノイド・血管内皮細胞共培養システムを用いて,様々な相互作用メカニズムが明らかになれば,将来的にがん細胞・血管内皮細胞連関を標的とした大規模ハイスループットスクリーニングモデル開発につなげることができる。
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