研究課題/領域番号 |
17K15526
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 横浜薬科大学 |
研究代表者 |
礒部 隆史 横浜薬科大学, 薬学部, 講師 (30440530)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | アルギン酸 / UGT1A1 / ビリルビン / 薬学 |
研究成果の概要 |
高齢者など併用薬が多い患者では、薬物による代謝酵素の誘導及び阻害が起こりやすく、酵素活性の予測が困難です。そのため、薬物代謝酵素の活性に合わせて投与量を調節するインテリジェント製剤の開発が期待されています。本研究では、腸内のビリルビン濃度から肝臓におけるUDP-グルクロン酸転移酵素1A1(UGT1A1)活性を把握して薬物放出量をコントロールする経口投与製剤の開発を目指し、ビリルビン濃度によって薬物放出量が変化するアルギン酸ゲルビーズの調製を試みました。その結果、アルギン酸の分子量、調製時のカルシウム濃度及びゲル化時間が、ビリルビン存在下の薬物放出挙動に影響を与えていることを明らかにしました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
世界に先駆けて超高齢化社会に突入した日本において、高齢者への安全な薬物療法は国民のQOL(生活の質)の向上を考える上で重要です。服用薬が多く、薬による代謝酵素の変動を予測しづらい高齢者は副作用発生のリスクも高くなる傾向にあります。本研究で得られた成果は、患者ごとの代謝酵素の変動を把握し適切な量の薬物を放出するインテリジェント製剤の開発において有益な情報であり、この成果が高齢者など副作用発生リスクの高い患者への安全安心な薬の提供に役立つと考えております。
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