研究課題/領域番号 |
17K15620
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
杉山 晶子 広島大学, 病院(医), 研究員 (30788469)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ペリオスチン / 肝線維化 / 肝星細胞 / 細胞外マトリックス / インテグリン / 核酸医薬 / 線維化 / 細胞・組織 / 分子病態学 |
研究成果の概要 |
細胞外マトリックス蛋白ペリオスチンは肝臓において線維化を促進する。本研究では、ペリオスチン受容体であるインテグリンに着目し肝線維化促進機序を明らかにするとともに、病態の異なる肝線維症モデルマウスを作製し、ペリオスチンアンチセンス核酸の抗線維化効果を評価することで、ペリオスチンの制御が肝線維化治療の新たな治療戦略となりうることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国を含め、アジアを中心としたウイルス性肝炎の罹患率は未だに高い状況である一方、 肥満を背景とした非アルコール性脂肪性肝炎 (non-alcoholic steatohepatitis: NASH) の罹患率も増加の一途をたどっており、肝線維化の病態解明とその治療開発は急務である。本研究を通し、ペリオスチンが肝線維化の新たな治療ターゲットとなりうることを提案する。
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