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RNA結合タンパク質Mex-3Bによるステロイド耐性気管支喘息制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K15718
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 免疫学
研究機関東京大学

研究代表者

山角 祐介  東京大学, 定量生命科学研究所, 特任助教 (40773768)

研究協力者 佐々木 欧  
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード喘息 / 気道炎症 / 好中球 / アレルギー・免疫関連疾患
研究成果の概要

本研究により、RNA結合タンパク質Mex-3Bが、好中球の遊走に関わるCXCL2タンパク質の発現量を転写後調節機構によって制御することによって、ステロイド耐性の気管支喘息の発症を制御していることが明らかになった。また、CXCL2抗体の投与やMex-3Bに対するアンチセンス核酸の吸入により、ステロイド耐性気管支喘息のモデルマウスで観察される肺への好中球の蓄積が顕著に抑制されることが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

重症喘息とは、既存薬が効きにくい重篤な喘息のことである。重症喘息の患者数は喘息患者全体の10%程度にも関わらず、喘息で亡くなる患者の30-50%をも占める。重症喘息の病態は人によって大きく異なっているため、その発症メカニズムには未だ不明な点が多い。本研究により、CXCL2やMex-3Bの阻害によって、重症喘息の症状が緩和されることが明らかになった。本研究成果により、重症喘息に対する創薬研究の新たな展開が期待される。

報告書

(2件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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