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侵襲性無莢膜型インフルエンザ菌の全ゲノム解析による感染メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K15769
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 病態検査学
研究機関千葉大学

研究代表者

真下 陽一  千葉大学, 大学院医学研究院, 技術専門職員 (90422253)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワードインフルエンザ菌 / 侵襲性感染症 / 無莢膜株 / 全ゲノムシーケンス / 次世代シーケンサー / 感染症 / ゲノム / 細菌
研究成果の概要

本研究は、侵襲性感染症を引き起こすインフルエンザ菌無莢膜株(NTHi)に注目し、侵襲性に関わる因子を同定するために次世代シーケンサーを用いて全ゲノム配列の決定を行った。ロングリードの次世代シーケンサー(PacBio)を用いることにより、NTHi株の全ゲノム配列を高精度に決定することができ、また、リファレンスゲノム配列との比較により各株の変異を同定することができた。今後、さらに全ゲノム配列を収集し、解析を進めることで侵襲性に関わる因子などの同定を目指す。

研究成果の学術的意義や社会的意義

Hibワクチンの普及以降、NTHi株による侵襲性感染症の報告が増加しており、病原菌の侵襲性に関与する因子には未解明の部分が多く存在している。また、薬剤耐性菌の増加も問題であり、その対策が重要となっている。対策としてまず、原因となる起炎菌について正確に知るということが挙げられ、正確な全ゲノム配列を決定することが診断法、治療薬、ワクチンの開発などに有用となると期待される。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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