研究課題/領域番号 |
17K15830
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
阿部 遥 長崎大学, 熱帯医学研究所, 助教 (90554353)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ウイルス / アフリカ / ガボン / デングウイルス / 疫学 / 系統樹解析 / ウィルス / 感染症 |
研究成果の概要 |
本研究では、アフリカにおいて感染拡大が懸念されている蚊媒介性感染症について、解析機器の整備が不十分な現地施設でも使用できる検出技術を開発した。核酸の等温増幅法を応用し、ウイルスに特異的なオリゴDNAを設計して感度・特異性の高い検出法を開発した。開発した検出法および既知の検出法を組み合わせて現地患者検体を解析した結果、ガボンではほとんど報告のない血清型のデングウイルスを検出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究による成果は、ガボンにおいてデングウイルス感染リスクが存在することを示すとともに、現地医療機関・研究機関にデング熱が流行していることを認識させるための重要な報告である。 この結果は現地研究機関にすでに報告されており、現地研究機関からガボン全土へ情報が広まることで、デング熱に対する適切な診断・処置が促進されることが期待される。
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