• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

自立超高齢者における要介護への進行予測に有用な動脈硬化指標の検討

研究課題

研究課題/領域番号 17K15855
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 衛生学・公衆衛生学
研究機関北海道大学 (2019)
東北大学 (2018)
慶應義塾大学 (2017)

研究代表者

平田 匠  北海道大学, 医学研究院, 准教授 (00383795)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード後期高齢者 / フレイル / バイオマーカー / コホート研究 / 頸動脈プラークスコア / 肥満 / 医療・福祉 / 高齢者保健 / 動脈硬化 / 老年医学
研究成果の概要

要介護認定を受けていない85-89歳の川崎市民を対象としたコホート調査を開始し、平成29年度・平成30年度の2年間で1,026名(男性513名・女性513名・平均年齢86.6歳)のベースライン調査を終了した。またベースライン調査終了者に対し、6ヶ月ごとに電話でADLや入院歴等の追跡調査を行うとともに、川崎市より要介護認定情報、神奈川県後期高齢者広域連合よりレセプト情報の入手を行った。ベースライン調査の結果では全対象者のうち83.9%がフレイルまたはプレフレイルであり、健常者と比較して、IADLや認知機能の低下、アルブミン値の低下ならびにIL-6値・Adiponectin値の上昇を認めた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、後期高齢者における動脈硬化や脳・心血管疾患と関連する複数のバイオマーカーが要介護状態への進行を予測するかを検討する目的で、要介護認定を受けていない85-89歳の川崎市民を対象として要介護状態への進行をアウトカムとしたコホート調査を立ち上げ、本研究期間内でベースライン調査を完了した。また、動脈硬化や脳・心血管疾患と関連する複数のバイオマーカー(IL-6・RBP4・Adiponectin)を本研究期間内で測定し、IL-6とAdiponectinが要介護への進行と関連が強いとされるフレイルの有無と関連することが明らかとなった。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 超高齢者における頸動脈プラークスコアと3年後の認知機能低下の関連:TOOTH研究2017

    • 著者名/発表者名
      平田 匠, 新井 康通, 阿部 由紀子, 高山 美智代, 山村 憲, 海老原 良典, 広瀬 信義
    • 学会等名
      第49回日本動脈硬化学会総会・学術集会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi